このページでは、患者様より多くご質問のある内容につきましてお答えしていきます。当院では、男女問わず患者様の様々なニーズに応じてヒアルロン酸注入あるいは自家脂肪注入を行なっております。既に他院様で施術後の患者様からの質問も兼ねておりますのでご承知ください。
Q.二重手術のついでに瞼へヒアルロン酸か脂肪を入れて見た目を良くしたいのですが、どっちがいいのでしょうか?
A.どちらにも長所・短所があります。患者様の考え方に依るところが大きいので診察の上決めたほうがいいです。
はじめにヒアルロン酸注入と脂肪注入、それぞれの長所と短所について詳しくご説明いたします。すでにご存知の方も多いかもしれませんが、これらの施術には特徴があり、患者様のニーズに応じて適切な選択が求められます。
まず、ヒアルロン酸注入についてですが、これは美容医療において非常に人気が高い施術の一つです。多くのクリニックで採用されており、主に韓国製や米国製のヒアルロン酸製剤が流通しています。ヒアルロン酸注入の大きなメリットは、その施術時間が短いことです。わずかな時間で気になる部位にボリュームを与えたり、シワを改善したりすることが可能で、ダウンタイムも比較的短いため、手軽に受けられるのが特徴です。このため、多くの患者様が時間的・体力的な負担が少ない点から、ヒアルロン酸注入を選ばれることが多いです。
しかし、短所もございます。ヒアルロン酸は体内で徐々に吸収される性質を持っているため、数ヶ月から数年のうちにその効果は薄れていきます。これは、持続的に効果を求める患者様にとっては定期的な施術が必要であることを意味します。結果として、時間的・金銭的な負担が増す可能性があります。また、血管塞栓や組織へのダメージといった副作用も報告されており、完全にリスクがないわけではありません。
一方、脂肪注入は、自身の脂肪を採取し、それを希望する部位に注入する施術です。この方法は、半永久的な効果を期待できるため、ヒアルロン酸と比較すると長期間にわたってその効果が続くのが大きなメリットです。また、自家脂肪を使用するため、拒絶反応のリスクはほとんどありません。これにより、自然な形でボリュームアップが可能ですし、安全性も高いといえます。
こちらにも、いくつかの短所があります。まず、注入する脂肪を別の部位から採取する必要があるという点です。一般的には、大腿や二の腕、顎下、腹部などから脂肪を採取します。そのため、脂肪注入の施術には多くの場合、脂肪吸引を伴うため、手術自体がやや複雑で、施術時間も麻酔を使用する場合が多く、ヒアルロン酸に比べると長時間を要する傾向にあります。さらに、費用も脂肪吸引の分だけ増加することが一般的です。加えて、注入した脂肪が体内でしこりになるリスクもあるため、施術後の経過観察が重要です。
このように、ヒアルロン酸注入と脂肪注入にはそれぞれメリットとデメリットが存在します。一方が他方よりも優れていると一概に言うことはできません。最も重要なのは、患者様の個々のご要望やライフスタイル、治療の目的に応じて最適な治療法を選ぶことです。私たちは、患者様が安心して選択できるよう、十分なカウンセリングを通じて最適な施術をご提案させていただきます。
当院では、幅広い年齢層や性別を問わず、さまざまな患者様のニーズや条件に合わせた施術を提供しております。年齢や性別によって異なるお悩みやご要望に真摯に向き合い、それぞれの方に最も適したオーダーメイドの治療プランをご提案いたします。私たちは、患者様お一人おひとりが抱えるお悩みを十分に理解し、縫合と傷治療の専門である形成外科医としての見地のもと安全で効果的な施術を通じて、患者様の理想の実現と満足感をご提供しております。
どのような年齢や性別の方でも、安心してご相談いただける環境を整え、最善の結果を目指してまいります。皆様の美を引き出すためのパートナーとして、当院スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。お気軽にご相談ください。
院長 柚崎一輝
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