こんにちは。Nsたーなーです。今回のテーマは「チンカス（恥垢）は悪臭や不衛生の原因」について解説していきます。男性の皆さんなら一度はチンカスについて見たことや聞いたことがあると思います。このチンカスですが、私たちのペニスや男性としての印象を大きく左右するものですし、頻繁に洗ったところで根本的な解決にはなり得ません。先日も類似のテーマで記事にさせていただきましたが、今回は更に女性の意見も交えながら掘り下げていきたいと思います。
本記事の執筆：プロクリニック 看護師 田中
（Nsたーなー）
大学病院で手術・麻酔・救急医療に従事した後、現在はプロクリニック所属。長年の経験と技術を活かし、「手術を通して患者様の美しさと健康を追求する」という信念のもと、日々全力で患者様と向き合う。趣味はドライブとコーヒー。
→過去のチンカス（恥垢）ブログはこちら
１、チンカス（恥垢）とは
主に男性の亀頭周囲に好発する白くねっとりとした物質です。主成分は老化した皮膚組織で、長期間入浴しなかったりすると誰でも発生する可能性があります。これは皮脂や皮膚の老廃物、常在菌の分解によって悪臭を伴ってきます。ここで注意していただきたいことは、必ずしも不潔にしている＝チンカスが溜まるというわけではない点になります。
２、チンカスが多い人の特徴
主に包茎の方によく見られます。先の項でチンカスは老化した皮膚組織と述べましたが、包皮の裏側＝内板や周囲の組織が新陳代謝によって古い角質が剥がれることでこのチンカスがどんどん溜まっていきます。包茎ですと、この老廃物が亀頭と包皮の間に溜まってしますので、湿潤なジメジメした環境で雑菌が代謝してしまうので悪臭が伴ってくるというメカニズムになります。
つまり、チンカスが多い人は仮性・真性に関わらず包茎であることが原因だとされます。
３、チンカスの悪影響
①悪臭
最も一般的かつ私たちの印象に悪影響を与えるものがこの悪臭です。匂いはアンモニア臭や生乾き臭など様々に形容されますが、非常に不快感を伴うものであることは間違いありません。このチンカスがもたらす悪臭は、本人が気付かない場合も多いです。例えばワキガの人が自身の臭いに気付かない人が多いことに代表されるように、チンカスの悪臭もまた気付きにくいことが多々聞かれます。「臭い」の問題は非常にデリケートな内容ですし、親しい仲でも指摘しにくいところではあります。女性の方が男性より嗅覚が敏感な傾向があるので、誤魔化すことはとても難しいでしょう。また、一度悪臭のイメージがついてしまうと挽回するのは非常に困難です。
職業：グラビアアイドル
過去付き合った男性はほとんど包茎でした。実際臭いが酷くて別れたこともありますし、性行為の前にお風呂に誘っても断られることもありました。実際臭いは言われないと気付かないと思います。AV女優の友人も臭い男性との撮影はきついと言ってました。
【しっかり剥けて洗える仮性の方も実際剥くと悪臭は酷い】
②不衛生
チンカスは悪臭を伴う老廃物と述べましたが、その性質上印象を悪化させます。雑菌の温床ですし、見た目の不潔さと悪臭は不衛生のイメージを強烈に植え付けます。撤回するのは困難を極めるので、初めからそのようなイメージを持たれない方が最も確実ではあります。
【真性のチンカス症例】
③感染症の温床
チンカスや不衛生なペニスの状態は、自他ともに感染症の原因になりえます。具体的にはカンジダやクラミジア、HIV、子宮頸がんウイルス、梅毒などの性器が媒介となる感染症に罹患するリスクが、包茎の方ですとそうでない方より高いと言えます。実際に仮性・真性包茎治療においてカンジダやクラミジアを併発している事例は時々見かけます。まず包茎であるだけでリスクは高まりますので注意が必要です。
【包茎にカンジダが併発している症例】
４、まとめ
チンカスが多いということはそれだけ悪臭や衛生面で問題がある状態を指します。自分では臭いはなかなか気付かなかったり、他人へ不衛生さを押し付けているとも言えますのでぜひ今一度見つめ直して見てください。チンカスが多かったり、臭かったりする方は包茎治療を受けることでほぼ改善します。「毎回洗えばいいや」「臭くても関係ない」などと思わず、女性のことも考えて治療を検討してみて下さい。当院では包茎に係る臭いや衛生面の問題、性行為時の悩みなど男性のトータルビューティーに寄り添った治療を提供しています。少しでも気になった方やパートナーのために自分を変えたい方はぜひご相談ください。
当院は大手包茎クリニックに負けない技術力と
傷跡のスペシャリストが在籍しており、当院は
形成外科専門医 柚﨑医師の下日々努力を重ね、
尽力し患者様に安心して手術を受けられるようにしております。
また、形成外科専門医は傷跡のスペシャリストです。
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