今回ご来院いただいた患者様は、長年にわたり勃起機能の低下（ED）および早漏に悩まれており、そのご相談のために当院を受診されました。詳しくお話を伺ったところ、40代頃から次第に勃起力に自信が持てなくなり、加えて早漏の傾向も強くなったことで、性行為に対する満足感が得られにくくなっていたとのことでした。
診察を行った結果、包皮が多く余っており、いわゆる「完全包茎」の状態であることが確認されました。このような包茎の状態では、常に亀頭が包皮で覆われているため刺激に対する感受性が高まり、結果として早漏が助長されることが少なくありません。
今回は、早漏の改善を主な目的とし、包茎治療の手術を行うこととなりました。また、患者様より「見た目も自然で美しく整えてほしい」とのご希望をいただいておりますので、術後の仕上がりがより審美的になるよう、形成外科専門による亀頭直下埋没縫合法を採用いたします。医療的な機能回復とともに、美的な観点からもご満足いただける結果を目指してまいります。
今回も患者様のご期待に応えるべく、丁寧に施術を進めてまいります。ビフォーアフターをご紹介させていただきます。
「形成外科的技術を活かした亀頭直下縫合法により、見た目にも配慮した自然な仕上がりが可能に」
術後は、余分に伸びていた包皮が取り除かれ、傷跡が目立たないように亀頭直下に丁寧かつ美しく縫合されました。形成外科的な視点を取り入れた繊細な処置により、機能面だけでなく見た目の自然さにも配慮した仕上がりとなっております。
このような治療により、今後は亀頭が外気や摩擦刺激に日常的に触れるようになり、過敏な感覚が徐々に緩和されることで、早漏の改善が期待されます。また、早漏や包茎といったデリケートなお悩みは、知らず知らずのうちに心理的ストレスを引き起こし、心因性の勃起不全（ED）の原因となることも少なくありません。加えて、包茎によって適切な刺激が得られない場合も、EDの一因となることがあります。
このように、包茎を改善することで、早漏やEDといった男性特有のお悩みに対して多角的な改善効果が期待できます。特に、加齢に伴って性機能の変化を感じ始めた中年〜壮年層の方々にとっても、有効な選択肢となる治療法です。
なお、ED治療の一環として包茎治療を取り入れることは医学的にも理にかなっており、早漏だけでなく勃起機能にも不安を感じている方には、ぜひ一度ご相談いただければと思います。当院では、患者様お一人おひとりのお悩みに丁寧に寄り添い、最適な治療をご提案しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
次回も質の高い症例をご紹介いたします！お楽しみに！
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