
今回は、ジメジメとした季節にぴったりの話題をご用意しました。それは「においと湿度の関係」についてです!
「どうせ包茎のにおいについての話だろう」とお思いになるかもしれませんが、今回も医学的な知見に基づき、詳しく解説してまいります。特に、陰部のにおいにお悩みの方にとっては、きっとご満足いただける内容となるはずです。
それでは、早速本題に入りましょう。

(Nsたーなー)
大学病院で手術・麻酔・救急医療に従事した後、現在はプロクリニック所属。長年の経験と技術を活かし、「手術を通して患者様の美しさと健康を追求する」という信念のもと、日々全力で患者様と向き合う。趣味はドライブとコーヒー。

(プロクリニック銀座院長)
慶應義塾大学医学部卒 / 日本形成外科学会認定 形成外科専門医 / 日本美容外科学会(JSAPS)正会員 / JSAN設立者・理事
1、そもそも臭いとは何か?
「私たちが感じる『におい』。その正体は、空気中に飛び出した目に見えない小さな粒(揮発性有機化合物)です。この粒が鼻の奥にある『においセンサー(嗅覚器官)』を刺激することで、『におい』として認識されます。この仕組みによって、私たちは食べ物の鮮度や危険なガスの発生などを察知できるのです。」
例)甘い匂い=美味しそう、腐敗臭=食べたら危険なもの など
2、臭いを感じるプロセス
私たち動物は臭いを感じることによって物体のおおよその状態を把握することができますが、その感じる過程を簡単に説明します。
①空気中の臭い分子が鼻の中にある嗅上皮に付着する
②嗅細胞が臭い分子を感知し、化学組成に合った臭い感覚として嗅神経から脳へ伝達する
③脳が感覚として臭いを自覚する(甘い、臭いなど)
この過程を経て私たちは初めて物体の臭いを感知し、快・不快を判別できます。
3、臭覚の特徴
これまで臭覚の概要を説明しましたが、他にも特筆すべき3つの特徴があります。
①高感度性;微量な臭いでも脳への信号が届いてしまう。つまり、臭いを発する物体よりも遥かに微量な臭い分子量でも感知してしまう。
②順応性;長期間の臭いに曝露されていると慣れてしまい判別できにくくなる。
③想起性;臭いと記憶は結びつきが強く、いい記憶も悪い記憶も呼び起こす。
4、臭いと湿度の関係性
以上の臭いに関する知識を踏まえると、いよいよ今回のテーマについて近づくことができます。臭いと湿度の関係については、夏の時期の満員電車内をいい例にほとんどの方は経験があると思います。つまり、臭いは湿度が高まるほどより知覚しやすく、より広がりやすくなります。その理由は以下の通りです。
①湿度が高まると、空気中の水蒸気濃度も濃くなり、それが臭い分子をより鼻の中の嗅細胞を刺激しやすくなる。例)雨の日の臭い、カビの臭い、満員電車の体臭など
②湿度が高まるほど、嗅細胞が潤い、より臭い分子をキャッチしやすくなる。例)乾いたものより、湿ったものの臭いの方がキツく感じる
③水分が多いほど、化学反応や雑菌による分解が進み、より多くの臭い分子が発生することがある。例)汗の臭い、カビ、腐敗臭、雑菌による生乾き臭など
④蒸し暑い、むさ苦しい等の環境要因が不快な臭い知覚を増幅させる。例)夏の満員電車、狭い空間での密集・密閉など
これらによって私たちの嗅覚は湿度によって支配されていると言っても過言ではありません。ジメジメした環境ではなおさら人間の臭いに関する不快感が増幅されることでしょう。
5、包茎と臭いの関係について
これまでの記事でも、包茎がにおいの原因になりやすいこと、そして手術で改善できることをお話ししてきました。さて、湿度とにおいの関係について知っていただいた今、『なるほど、だからか!』とピンと来た方も多いのではないでしょうか。その理由を、ここでもう一度詳しく見ていきましょう!
①包茎だと、亀頭が覆われているため湿度が高まり、臭いを発散しやすくなる。
②乾燥していない亀頭周囲では、雑菌・カビ類が繁殖しやすく、尿や恥垢(チンカス)を分解することによって特有の悪臭が伴いやすい。
③臭いには順応性があるため、長年その臭いと共にいる本人は慣れてしまって気づきにくい。
④不快な臭いは、人間の脳と密接に関係しており、好き・嫌いあるいは安全・危険を瞬時に決定しうる要因となる。
【チンカス動画はこちら】
6、まとめ
これまで、私たちが包茎=臭いということを熱心に啓蒙してまいりましたが、このような学術的背景があるということを今一度ご理解いただけると嬉しいです。臭くて危険なものを思われる部分を女性の前に曝け出せますか?洗ったとしても根本解決にはなりません。包茎の臭いを改善するには包茎治療しか根本治療はありません。自身のアイデンティティのため、パートナーのため、健康のために治療を検討してみてください!
一度この治療をお受けいただければ、長年のお悩みやリスクから解放されます。きっとご満足いただけるはずです!
夏本番前、この機会にぜひどうぞ。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
当院は大手包茎クリニックに負けない技術力と
傷跡のスペシャリストが在籍しており、当院は
形成外科専門医 柚﨑医師の下日々努力を重ね、
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