美しさは挑戦 – The Beauty of Challenge

LINE予約
WEB予約
女性HPこちら
診察案内
料金表
アクセス
プロクリニックについて
医師紹介
症例紹介
最新記事はコチラ
よくある質問
医師解説ページ

【徹底解説】医学的にオーラルセックスは問題ない?〜パートナーとの良好な関係作りのために〜

オーラルセックス(フェラチオ)の安全性とリスクを解説する医療記事イメージ
オーラルセックスは本当に安全?医学的視点でリスク・心理・改善法を解説

この記事の執筆者

田中直也
(Nsたーなー)

秋田大学卒。大学病院で手術・麻酔・救急医療に従事した後、現在はプロクリニック所属。長年の経験と技術を活かし、「手術を通して患者様の美しさと健康を追求する」という信念のもと、日々全力で患者様と向き合う。

【徹底解説】医学的にオーラルセックスは問題ない?〜パートナーとの良好な関係作りのために〜


こんにちは。たーなーです。今回は医学的にオーラルセックス(フェラチオ・フェラ:口腔性交)について専門的に解説していきます。巷には様々な情報が溢れていますが、医学的に見て正しいのかどうかを医師・看護師視点から解説していきたいと思います。私たちは陰茎形成が専門ですので悩める皆様へ的確なアドバイスができれば幸いです。また、女性に対してもフェラをしてみたくなるような陰茎の条件等も詳しくご紹介していきます。それでは、本日もよろしくお願いいたします。

1、オーラルセックスという行為をどう捉えるか


オーラルセックスは古代から世界各地の文化に存在してきた性表現の一形態です。医学用語では「口腔性交」あるいは略称として「フェラ(フェラチオ)」とも呼ばれ、女性が男性器を口腔で愛撫する行為を指します。近年は性的満足の多様化に伴い、性交に至るまでの「前戯」としてだけでなく、それ自体が重要な愛情表現として扱われることも増えています。しかし、単に「男性が気持ちよいから」という側面だけで語るのは不十分です。パートナーシップの中で、心理的・医学的・衛生的な観点を加味して考えることで、より健全で安全な性行為が成立します。本稿では、実際の男女間での好まれ方や心理的背景、医学的注意点、さらには当院での施術を加味した特集を6つの章に分けて解説します。

2、男性がオーラルセックスを好む心理と生理的理由


①生理学的背景

陰茎は性感帯が集中しており、特に亀頭・包皮小帯(いわゆる裏筋)には多くの神経終末が分布しています。口腔は粘膜による湿潤性・温度保持・吸引圧といった独特の刺激を生み出すため、通常のマスターベーションや性交時の膣内での摩擦刺激とは異なる感覚を与えます。これが「強い快感」に直結する理由です。

②心理的要素

厚生労働省(国民性行動調査)などの調査によれば、10〜30代の男性の約7割以上がフェラチオを経験していると回答しています。また、20代女性では性行為時にフェラを行う割合は約8割、18〜24歳の若年層でも男女ともに約8割は1年以内にオーラルセックスを行っていると回答しています。以上を踏まえると、理由は大きく分けて二つ挙げられます。

快楽性:生理的に気持ちよいとされています。先述を踏まえ、女性の膣から感じる感覚とは異なるものとの感想が多いです。

愛情確認:相手に大切にされているという心理的充足。単に生殖行為での性交では不要なものであるので、パートナーの愛情に由来することもある。

性交前準備:多くの男性では、膣内への挿入行為前に性的興奮を高めるための準備的行為 として女性へ求める方も少なくないと考えられます。
さらに一部の男性は「支配欲の満足」「奉仕される優越感」など心理的側面からも価値を見出しています。つまりフェラは単なる快感だけでなく、精神的な繋がりを強めるコミュニケーションツールとも考えられます。

3、オーラルセックスの種類とその特徴


臨床的にみても、性行為において多様な刺激が組み合わさることで快楽が増幅されやすいことは知られています。フェラにも複数のアプローチがあり、以下のように整理できます。

①亀頭へのキス・リップ刺激

いきなり挿入するのではなく、キスや舌先で愛撫することで緊張を解き、性的興奮を高める。

②上下のスライド

唇と口腔内で亀頭から陰茎体を包み、律動的に上下運動を行う。粘膜による摩擦が主要刺激。

③舌による裏筋・尿道口の刺激

医学的に最も感度が高い部分。過度な圧を避けつつリズミカルに刺激することで快感増幅。

④手と併用

口腔のみではカバーできない範囲を補い、より強弱やリズムをつけやすい。睾丸マッサージを併用するケースも多い。これらを組み合わせることで、単調さを回避し、より自然な性的体験を作ることができます。

カップル間では上記以外でもバリエーションがあるかもしれませんが、一般的に知られるものとしてのご紹介になります。

4、上級者テクニックと医学的留意点


臨床経験や性科学の知見からみても、多様なフェラのスタイルは男性の嗜好に応じて有効ですが、同時に安全性の配慮が必須です。

バキュームフェラ:吸引圧をかける方法。血流促進による勃起持続効果もあるが、過度な吸引は血管損傷リスクがあるため注意。

ディープスロート:咽頭まで挿入する行為。嘔吐反射・窒息リスクがあり、無理は禁物。十分な練習と合意が不可欠。

ローリングフェラ:頸部を回転させる刺激。歯が当たりやすいため歯列とのコントロールが重要。これらを行う際には、唾液や潤滑剤を十分に使用すること、歯や乾燥による摩擦を避けることが推奨されます。

5、体位がもたらす心理的影響


フェラでは口腔内の動きだけでなく、体勢や視覚効果によって快楽や満足度が大きく変化します。

仰向け:男性がリラックスして受け身になるため、精神的安心感が強い。

仁王立ち:支配欲や優越感を刺激する。カップル間の役割遊びに近い効果。

座位:目線や距離感が変わり、日常とは違う非日常感を演出。

心理的に「奉仕されている」「自分のものだ」といった感覚は、男性の性的興奮を強めることが知られています。ただし女性の同意・快適さを犠牲にする行為は避けるべきです。

6、医学的に見たオーラルセックスのリスクと注意点


もちろんながら、フェラに関する医学的リスクは伴います。そちらは主に2つ挙げられます。
①性感染症(STD)
フェラを媒介とした性感染症では主に4つが挙げられます。
(1)淋菌(いわゆる淋病)

  淋菌という細菌が原因です。のどに感染した場合、通常は無症状です。淋菌は内服の抗菌薬が効きにくくなってきており、特定の抗菌薬の注射で治療するのが一般的です。

(2)クラミジア

  クラミジア・トラコマティスという細菌が原因です。のどに感染した場合、通常は無症状です。特定の内服抗菌薬で治療します。

(3)単純ヘルペス

  単純ヘルペスウイルスが原因です。口唇ヘルペスにかかったことのある人とのオーラルセックスで口から性器に感染することがあります。口唇ヘルペスを発病したことのある人のくちびるやその周辺からはヘルペス症状(水ぶくれやただれ)がなくてもウイルスが出ている可能性があります。同様に性器ヘルペスにかかったことのある人では、陰部に症状がなくてもウイルスが出ていることがあります。なお、のどに初めて感染した場合、発熱とのどの痛みで発症することがあります。症状のある場合、抗ヘルペスウイルス薬の内服薬で治療します。

(4)梅毒

  梅毒トレポネーマという細菌が原因です。くちびるや口内の粘膜、のどに感染すると、くちびるや粘膜にただれ・潰瘍ができることがありますが、無症状も多いと考えられています。治療にはペニシリンを初めとする特定の抗菌薬の内服薬もしくは注射薬を使います

→このようにフェラ(オーラルセックス)は、性感染症の原因となります。男性の尿道炎や女性の性感染症罹患では、そのほぼ全員が性行為時にオーラルセックスをしていたというデータもあります。また、自身のリスクを相手に与えないためにも陰茎の良好な衛生状態も重要です。


②陰茎・亀頭の損傷
強すぎる吸引圧や歯による損傷は感染症の原因になります。女性側の配慮にはなりますが、陰茎周囲への傷は避けるべきです。
●予防策
①コンドームの適切な使用
膣内性交では避妊や性感染症予防に寄与するコンドームですが、フェラの際も有効です。しかしながら、その特性上男性側の快楽度が変わるのであまりされていないのが現状です。
②不特定多数との行為を避け、性病検査を実施
情報化社会が進み、若年層の貞操観念の変化が起きたことで性行為を行うハードルは年々下がりつつあります。「セフレ」「セカパ」「ワンナイト」といった言葉は、恋愛関係でなくても性行為をすることが前提であり、また「マッチングアプリ」「パパ活女子」などの認知に伴って、性風俗産業に従事していない女性も不特定多数の男性との性行為がごく一般的になっていることも示唆されています。つまり、この現代社会では複数の男女経験があることは当然のように存在しており、誰もが性感染症の媒介になり得ます。最も有効な予防策は、不特定多数との性的接触を控え、定期的な性病検査を実施し、お互いの健康状態を把握することも大切です。
③衛生状態の保全女性の口腔内・男性器の衛生状態は非常に重要です。歯磨きやマウスウォッシュの使用はもとより、虫歯や口腔内疾患の治療、男性器の包茎治療等も感染予防には必須と言えます。

7、男性器形成医療の視点から見た「オーラルセックス」


これまでフェラの一般的解説と医学的視点での見解を述べましたが、当院では日々多くの男性が陰茎の形成医療を受けています。男性の多くの要望としては「包茎治療」「亀頭増大」ですが、この2つの施術はフェラにどんな影響をおたえるのでしょうか。

①包茎治療:亀頭を覆っている包皮を切除し、縫合する治療です。多くの男性は包茎ですが、それが原因で早漏に悩んでいる方が多いです。つまり、包茎の男性はフェラで早々に射精に至ることが多く、男女間で物足りなさを訴える方々が少なくありません。また、包茎の方は陰部の悪臭を放っている場合が多く、その状態でフェラをさせる行為は女性に失礼であると言わざるを得ません。同時に包茎の方は包皮の中に汚れが溜まることが多く、性病の媒介菌類を持っています。この治療では「早漏」と「悪臭」、「性病の原因」を同時に改善することが期待でき、女性に対して美しい陰茎と清潔感を主張できます。
②亀頭増大:この治療では亀頭のボリュームをアップでき、膣内性交での女性への感度を向上させることが期待できます。また、フェラでも男性側の早漏改善に寄与することが期待できます。性交・フェラでも長く女性と楽しみたい方は包茎治療の次に有意義な治療になります。

8、総論と臨床的示唆


おさらいですが、フェラは単なる性行為の一部ではなく、肉体的快楽・心理的充足・パートナーシップ強化の三要素を兼ね備えた重要な営みです。

①医学的

・陰茎の神経解剖学的構造を理解することで、より安全かつ効果的に刺激ができる

・唾液・潤滑剤の使用や衛生管理は感染症予防の観点から必須

・無理なディープスロートや強すぎる吸引は口腔・陰茎損傷リスクがある

・不特定多数との性的接触は避ける

②心理学的

・奉仕される安心感、愛情の確認、支配欲の満足など多様な意義がある

・パートナー間での合意形成と相互尊重が関係維持に欠かせない


結論として、フェラを実践する際には「相手の身体と心を尊重し、無理をせず、医学的安全性を意識する」ことが不可欠です。これにより、より健全で満足度の高い性生活が実現できるでしょう。

当院では、男女ともにより良いフェラを追求していくために様々なご相談や治療プランを提供しております。男性はもちろん、女性の相談も女性スタッフが対応できますのでお気軽にご相談ください。

この記事の監修医師

柚崎一輝
(プロクリニック銀座院長)

慶應義塾大学医学部卒 / 日本形成外科学会認定 形成外科専門医 / 日本美容外科学会(JSAPS)正会員 / JSAN設立者・理事

当院は大手包茎クリニックに負けない技術力と
傷跡のスペシャリストが在籍しており、当院は
形成外科専門医 柚﨑医師の下日々努力を重ね、
尽力し患者様に安心して手術を受けられるようにしております。
また、形成外科専門医は傷跡のスペシャリストです。
包茎治療や傷跡等でお悩みの方は、プロクリニックまで!

何か不安や質問がある方は LINE 追加から「ぷろたんに相談する」でご相談ください。 ↓ ご予約・無料カウンセリングはこちら ↓

おすすめ記事

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031 
もう悩まない!ED治療ならプロクリニックへ
PAGE TOP