ペニスのサイズに対するコンプレックスは、意外にも多くの男性が抱えている悩みの一つではないでしょうか。
「大きさをもう少しどうにかしたい」「包茎も一緒に改善できれば嬉しい」といった願望をお持ちの方は少なくありません。
長茎術は、そんな悩みに応えるために確立された施術方法です。
- ペニスを長く見せたい
- 包茎の状態を改善したい
- 費用やリスク、術後の過ごし方など、具体的な情報を知りたい
こうした方々に向けて、この記事では長茎術の基本情報から、メリット・デメリット、術後の制限などを詳しく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
長茎術とは
男性器の「長さ」に関する悩みを解消することを主目的とした外科的な施術が、長茎術と呼ばれます。
「見た目を変えたい」「勃起時だけでなく平常時の状態も改善したい」といった希望に応えるため、さまざまな方法がクリニックや医療機関で提供されています。
長茎術は、包茎手術や亀頭増大と並行して行われることも多く、総合的に男性器の悩みに対処できる点が注目されています。
一方で、施術方法や費用、術後のケアなど、事前に知っておくべきことも多いため、医師とのカウンセリングを通じて十分な情報を得ることが大切です。
長茎術の効果
長茎術の最大の目的は、ペニスの埋もれている部分を表に出すことで長さを強調し、コンプレックスを解消することです。
施術法によっては平常時の見た目が改善しやすく、「サイズが小さく見えてしまう」という精神的ストレスを軽減できるケースも少なくありません。
加えて、包茎が併発している場合は、長茎術と併用して包茎手術を行うことで、亀頭の露出状態を作りやすくなることもあります。
結果として、亀頭の衛生面や清潔感が維持しやすくなり、においなどのトラブルを防ぎやすくなるでしょう。
長茎術の種類
長茎術には、大きく分けて「切らない長茎術」と「切る長茎術」の2種類があります。
どちらにもメリットとデメリットがあり、個々の体質や希望によって適した施術方法は異なります。
ここでは、代表的な方法や特徴についてご紹介します。
切らない長茎術（ノンカット法）
切らない長茎術（ノンカット法）では、陰部を切開することなくペニスを長く見せるための処置を施します。
具体的には、医療用の糸を使用して靭帯を固定する方法や、皮膚と恥骨を縫い付けて埋もれている陰茎を引き出す方法などが一般的です。
皮膚を切らないため、術後に大きな傷跡が残りにくいのが特長と言えます。
また、切開を伴わない分、ダウンタイムや費用が抑えられる傾向もありますが、一方で時間が経つにつれ元に戻ってしまうリスクや、効果の持続性に個人差が大きいといった課題も指摘されています。
さらに、下腹部の脂肪が原因でペニスが埋もれているケースでは、脂肪吸引によるアプローチが選択されることもあります。
ただし、脂肪吸引の場合は内出血や感染リスク、稀に腸を傷つけてしまうリスクなどもあり、体重が増加すると再びペニスが埋もれてしまう可能性がある点に注意が必要です。
切る長茎術（デライト法／エクセレント法）
一方、切る長茎術ではペニスの根元付近にメスを入れ、埋もれている陰茎部分を引き出すことで長さを確保します。
代表的な手術法として「デライト法」や「エクセレント法」があり、ペニスと恥骨をつなぐ靭帯を切開・調整して引き延ばすことで長茎効果を得ます。
- デライト法：ペニスの根元を約1〜2cm切開し、じん帯に糸をかけて埋もれている陰茎を引き出す方法
- エクセレント法：デライト法と同様の手術内容ですが、じん帯の硬さが強い方に適用されることが多い方法
切る長茎術は、切らない長茎術に比べると施術時間がやや長く、費用も大きくなる傾向にあります。
また、どちらの方法も自由診療となるため健康保険の適用外です。
クリニックによって設定費用に差が出るため、施術を検討している方は無料カウンセリングなどを活用して事前に料金を確認するとよいでしょう。
長茎術のメリット
長茎術には、見た目だけでなく心理面や衛生面にもメリットが期待できます。
ここでは、特に注目される3つのメリットをご紹介します。
ペニスが大きくなることでコンプレックスが解消される
長茎術最大のメリットは、やはりペニスのサイズに対するコンプレックスから解放される可能性が高い点です。
ペニスの長さを気にし続けることは大きなストレスとなり、時にパートナーとのコミュニケーションや性生活にも影響を及ぼします。
結論として、サイズの悩みを解消することで自己肯定感が高まり、積極的な行動やパートナーとの良好な関係を築きやすくなります。
男性にとって、ペニスの大きさは自信やプライドに直結するケースが多く、精神的ストレスを軽減できれば生活全般の質も向上しやすいです。
「手術後は人前でも自然体でいられるようになった」といった声があり、心理面でのメリットを強く感じる患者さんもいます。
改めて強調すると、長茎術は単なる外科的処置にとどまらず、自己イメージの改善にも大きく寄与する施術だと言えます。
包茎が改善する可能性がある
包茎がある場合、長茎術を併用して包皮を調整することで、亀頭を露出しやすくする効果が期待されます。
とくに切る長茎術では、根元の靭帯だけでなく皮膚の過剰部を取り除く処置を行う場合が多く、包茎手術とセットで受ける方も少なくありません。
包茎が改善されることで、亀頭部分の通気性や衛生面が向上し、においや雑菌の繁殖を抑えやすくなるのは大きな利点です。
その結果、炎症やトラブルのリスクを下げつつ、より清潔な状態を保てるようになるでしょう。
排尿がしやすくなる
ペニスが埋もれているせいで排尿時に皮膚に尿が付着しやすかったり、拭き取りに苦労したりするケースがあります。
長茎術によってペニスが引き出されると、排尿時のコントロールがしやすくなる場合があるのです。
もちろん個人差はありますが、座った状態でもペニスが下腹部や太ももに押しつぶされる感覚が軽減され、結果として排尿に関する不便さが緩和される方もいます。
このように、長茎術は単なる「長さ」の改善にとどまらず、日常生活の快適性向上にも寄与する可能性があると言えるでしょう。
長茎術のデメリット
長茎術には多くのメリットがある一方で、デメリットやリスクも存在します。
手術前の段階で正しい理解を持つことが、望ましい結果を得るための重要なステップになります。
麻酔時の痛みや術後の違和感
手術時には局所麻酔や静脈麻酔が用いられますが、麻酔注射そのものの痛みを感じたり、麻酔が切れた後に痛みや腫れ、違和感を伴うことがあります。
切開を行う方法では特に、術後の痛みや腫れが生じる期間が長めになる可能性がある点に注意が必要です。
痛みの感じ方には個人差がありますので、不安が強い場合はカウンセリングで医師に相談し、リラックスできる環境を整えてもらうのも一つの方法です。
また、痛みを和らげるための鎮痛剤を処方してくれるクリニックもあるため、術後のケア体制を確認しておくと安心でしょう。
副作用の可能性
切る長茎術の場合、傷口からの感染症や炎症、腫れが長引くなどの副作用リスクがあります。
切らない長茎術でも、ヒアルロン酸や脂肪注入による方法では注入物が吸収され方に偏りが出てしこりが生じる可能性など、何らかのトラブルが起こりうるのです。
こうした副作用は頻繁に起こるわけではありませんが、万が一のときにどのような補償体制やアフターフォローが用意されているのかを、事前にしっかりと確認する必要があります。
また、施術を受けるクリニックの評判や医師の実績についてもリサーチしておくと良いでしょう。
術後の制限がある
長茎術を行った後は、一定期間、日常生活や身体的な負荷に制限がかかる場合があります。
具体的な制限内容は術式やクリニックの方針によって異なりますが、以下のような例が挙げられます。
- 患部を濡らすのは術後3日間まで控え、4日目からシャワー浴が可能
- 湯船に浸かる通常入浴は1週間から10日目以降に解禁
- 性行為やマスターベーションは1ヶ月後から可能
- 手術当日から3日間は体を拭くだけにして、4日目以降シャワーを使用
- 脂肪吸引を行った場合、3日後に固定を外すなどのケアが必要
- アルコールや激しい運動は1週間程度控える
- 直接患部に強い衝撃がなければ、普段の生活や仕事は手術当日からでも可能
これらの制限は、傷口の回復や感染予防、施術効果の安定化を目的としたものです。
医師からの指示を守らずに制限を破ってしまうと、術後の経過が悪化したり、再手術が必要になったりするリスクもありますので注意しましょう。
まとめ
ここまで、長茎術に関する基本的な情報やメリット・デメリット、術後の過ごし方などについて解説してきました。
- 長茎術には「切らない方法」と「切る方法」があり、それぞれに特徴とコスト、回復期間などの違いがある
- メリットとしては、見た目の変化によるコンプレックス解消や包茎の改善、排尿のしやすさ向上などが挙げられる
- デメリットとしては、麻酔や切開による痛みや違和感、副作用のリスク、そして術後に守るべき生活上の制限がある
長茎術は、身体面だけでなく精神面での負担軽減につながり、生活の質を向上させる可能性を秘めた施術です。
一方で、手術費用が自由診療となり高額になりやすいことや、術後の制限やダウンタイムが避けられないという現実もあります。
施術を検討している方は、まずは信頼できるクリニックのカウンセリングを受け、医師の説明を聞きながら自分に合った方法を選びましょう。
複数のクリニックで比較検討し、費用やアフターケアの内容も含めて検討することで、より納得のいく結果に近づけるはずです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
この記事が、長茎術を検討している方のご参考になれば幸いです。
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