
この記事の執筆者

(Nsたーなー)
秋田大学卒。大病院で手術・麻酔・救急医療に従事した後、現在はプロクリニック所属。長年の経験と技術を活かし、「手術を通して患者様の美しさと健康を追求する」という信念のもと、日々全力で患者様と向き合う。
目次
〜性病の真実〜「症状がない」は安全ではない!――男性が見落としやすい性感染症の真実と、放置が招くリスクについて
こんにちは、Nsたーなーです。
前回に引き続き、今回も「性感染症(STI)」についてお話しします。 「性病」と聞くと、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
- 「痛みや膿など、明らかな症状が出るもの」
- 「風俗など、特定の行動をする人だけの問題」
もしそう思われているなら、少し注意が必要です。実は、こうした考えを持っている方は決して少なくありません。
しかし、私が医療現場で多くの患者様と向き合って感じる現実は、全く異なります。 最も多いのは、「自覚症状がほとんどないまま、感染が進行していた」というケースです。
特に近年増加している梅毒やクラミジアは、感染初期に目立った変化が出ないことも多いのが特徴です。
そこで本記事では、難しい統計や社会情勢の話ではなく、
- 男性が陥りやすい「性感染症の勘違いポイント」
- 放置することで起こる「身体的・将来的なリスク」
この2点に絞り、現場を知る看護師の視点から分かりやすく解説していきます。
それでは本日も最後までお読みください!
1、男性の性感染症は「気づきにくい」のが最大の問題
一般的には性感染症と聞くと、
・排尿時の痛み
・膿が出る
・発疹や潰瘍ができる
・倦怠感が続く、微熱が長引く
といった、分かりやすい症状を想像される方が多いでしょう。確かにそのような症状が出るケースもあります。
しかし、男性の場合、感染していても症状が非常に軽い、あるいは全く出ない疾患が多いという点が大きな問題です。医療現場では「パートナーが検査で陽性だったため来院したが、自分は無症状だった」という男性患者が非常に多く見られます。
症状が出にくい代表例
- クラミジア感染症
- HPV(ヒトパピローマウイルス)
- 初期梅毒
- HIV初期感染
これらは「症状が出ない=治っている」ではなく、単に体がサインを出していないだけというケースが多々あります。これらは私たちの「性感染症になった」という自覚を薄れさせ、他者に感染させやすくなるといったリスクを含んでいます。つまり知らず知らずのうちにパートナーへ感染させる可能性が高いということです。
2、「自然に治ったと思っていた」が最も危険
特にクラミジアや淋菌感染症で多いのが、
「少し違和感があったが、数日で治まった」
「一度は痛かったが、今は問題ない」
という自己判断です。
なぜ危険なのか
- 症状が軽減しても、病原体が体内に残存していることがある
- 炎症が慢性化し、深部へ進行する
- 無症状のまま他者へ感染させてしまう
- 単に風邪や体調不良と間違えられやすい などが考えられます。
男性の場合、尿道炎が自然に治ったように見えても、精巣上体や前立腺に炎症が波及しているケースもあります。
3、放置された性感染症が引き起こす「男性特有の合併症」
3.1 精巣上体炎・前立腺炎
クラミジアや淋菌を放置すると、
- 精巣上体炎(睾丸の痛み・腫れ)
- 慢性前立腺炎(排尿不快感・会陰部痛・射精時痛)
を引き起こすことがあります。
これらは一度慢性化すると完治が難しく、生活の質(QOL)を著しく下げることが知られています。
3.2 男性不妊との関係
「性感染症=女性の不妊」というイメージが強いですが、
実は男性不妊の一因としても無視できません。
- 精路の炎症による精子通過障害
- 精子の運動率低下
- 精液の質の悪化
不妊治療の検査過程で、過去の性感染症が判明するケースも珍しくありません。このように男性不妊では、性感染症の既往も大きな要因となりうることが少なくありません。
4、HPV感染は「イボ」だけでは終わらない
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、
尖圭コンジローマ(性器のイボ)の原因として知られていますが、それだけではありません。
男性におけるHPVの問題点
- 無症状で長期間感染し続ける
- パートナーに子宮頸がんリスクを与える
- 咽頭がん・肛門がん・陰茎がんとの関連
特に問題なのは、男性が自覚症状なく保有し、女性側で重篤な疾患として発見されるケースです。HPVワクチンについて女性は接種推奨ですが、日本では世界的に見ても遅れており、女性だけが気をつけなければならないものだと誤解されています。近年ではCMなどでも知られるようになってきましたが男性も十分に注意しなければなりません。特にオーラルセックスを介した男性の咽頭癌も増加していると考えられています。
→HPVに関する過去の記事はこちら
5、「検査=不安」ではなく「検査=責任」
性感染症検査に対して、
- 恥ずかしい
- 怖い
- 行きづらい
と感じる方は多いと思います。実際このような声はしばしば聞かれます。
しかし医療者の立場から見ると、
検査を受けることは「自分を守る行為」であると同時に「相手への責任」でもあります。
検査を勧めたいタイミング
- 新しいパートナーができた
- コンドームを使用しなかった性交渉がある
- 過去に不特定多数との性交渉があった
- パートナーから検査を勧められた
- 特殊な性的趣向がある
「何もなければ安心材料になる」〜これが検査の最大の価値です。昔に比べて人間の交流の機会あるいは性に対する価値観の変容から、多くの人間と性的関係を持つことも近年では決して珍しいことではありません。また、恥ずかしいことでもありません。日本人特有の性に対する忌避感がこのように気軽に相談や検査ができない社会を生み出しているかもしれません。少なくとも医療従事者はそのような偏見がありませんので、悩んでいる方はまず相談してみることが良いでしょう。
6、包茎と性感染症リスクの現実的な関係
医学的にも、包茎状態では汚れや分泌物が溜まりやすく、細菌・ウイルスの温床になりやすいことが知られています。
- 洗浄が不十分になりやすい
- 微細な傷ができやすい
- パートナーの粘膜に病原体が接触しやすい
包茎が直接「性病の原因」になるわけではありませんが、感染・伝播リスクを高める要因の一つであることは否定できません。
衛生状態も改善し、性感染症予防が自発的に行うことができる包茎治療は、男女ともにメリットがある予防策と言えるでしょう。
海外の疫学研究では、包茎男性は包皮のない男性と比較してSTI罹患率が高いことが示されています。
また、包茎手術後に
- 尿路感染症
- 性感染症
- パートナー側の膣炎
が減少したという報告もあり、衛生環境の改善が感染リスク低下に寄与することは医学的にも裏付けがあります。
7、医療機関に来る患者様の「よくある後悔」
7.1当院に来院され治療を行った患者様からも実際に多く聞く声
- 「もっと早く検査すればよかった」
- 「相手にうつしてしまったかもしれない」
- 「軽く考えすぎていた」
- パートナーをがんにさせたかもしれない
- ナイトライフが全然楽しくなくなった
- 性感染症が発覚したことで人間関係が悪化した など
このように性感染症は、正しく向き合えば防げる・治せる病気が多いにもかかわらず、
「知らなかった」「大丈夫だと思った」「自分には関係ないと思っていた」で深刻化してしまうケースが後を絶ちません。性感染症内科や泌尿器科で内服治療は行えますが、結局繰り返すケースもあります。こればかりは外科的治療が根本予防法との見解もあります。
7.2 洗っても解決しない構造的問題
包茎の方の多くは
「毎日しっかり洗っているから大丈夫」「普段から皮が被っているが剥けるので問題ない」
と考えています。
しかし、実際には
- 包皮が完全に翻転できない
- 洗浄時に痛みがある
- 洗い残しが出やすい
といった構造的な問題が存在します。
その結果、慢性的な不衛生状態が続き、感染リスクが下がらないのです。
8、まとめ:性病対策は「知識 × 行動 × 環境」
性感染症予防は、コンドームの使用や検査だけで完結するものではありません。
重要なのは、
- 正しい性行動
- 定期的な検査
- 感染しにくい身体環境づくり
この3つを同時に整えることです。
その中で、包茎治療は「環境改善」に直結する医療行為と言えます。
また、当院でも包茎治療後、多くの方が以下を実感されています。
- 臭い・汚れがたまりにくくなった
- 清潔を保ちやすくなった
- パートナーからの不安が減った
- 性行為に対する自信がついた
- 性感染症予防への意識が高まった など
これらは単なる美容目的ではなく、感染症予防とパートナーへの配慮という医療的・社会的価値を持っています。
とても重要なことですが、性感染症は、誰かを責めるための話題ではありません。
しかし同時に、無知や無関心が誰かの健康を脅かす可能性があるという現実でもあります。性の安全は私たち人間の営みや歴史を守るためにも非常に大切なことです。
そして最後に性感染症を防ぐために必要なのは、
- 正しい知識
- 定期的な検査
- 衛生管理
- パートナーとの誠実なコミュニケーション
加えて、必要であれば医療の力を借りることです。
当院では、男性器形成治療を通じて、
衛生環境の改善・感染リスクの低減・パートナーとの関係性向上を目的としたサポートを行っています。
「今は問題ないから」ではなく、「将来後悔しないために」今一度ご自身の生活を振り返ってみてください。
それが、性の健康と向き合う第一歩になることでしょう。
性感染症予防・衛生環境改善を目的とした包茎治療も日々行っております。
- 医療的観点に基づいた丁寧なカウンセリング
- 見た目だけでなく機能性を重視
- パートナーへの配慮も含めた治療提案
どのような方も性に関する不安や疑問があれば、どうぞ一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。当院では包茎治療を通して男性の健康とパートナー様の健康を支えていきたいと思っています。
それでは今回も最後までありがとうございました。次回の記事もお待ちください!
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では、本日は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事の監修医師

(プロクリニック銀座院長)
慶應義塾大学医学部卒 / 日本形成外科学会認定 形成外科専門医 / 日本美容外科学会(JSAPS)正会員 / JSAN設立者・理事
当院は大手包茎クリニックに負けない技術力と
傷跡のスペシャリストが在籍しており、当院は
形成外科専門医 柚﨑医師の下日々努力を重ね、
尽力し患者様に安心して手術を受けられるようにしております。
また、形成外科専門医は傷跡のスペシャリストです。
包茎治療や傷跡等でお悩みの方は、プロクリニックまで!
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