勃起と長寿の関係性
良好な勃起は、長寿と健康に関係するとされています。これは、勃起維持がアンチエイジングに効果があるということです。勃起機能を維持するためには、どうしたらよいのでしょうか。
EDとは?
erectile dysfunctionの略称で、勃起障害、あるいは勃起不全と訳します。この言葉は一般的になっており、患者も医師に「EDです」と告げるほどになりました。
EDのリスクファクターは?
12項目の危険因子が特定されており、その中で最初に挙げられるのは加齢です。この他に、糖尿病、肥満と運動不足、心血管疾患や高血圧、喫煙、テストステロン低値、慢性腎疾患や下部尿路疾患、神経系の疾患、外傷や手術の合併症、精神的・心理的な要因、特定の薬剤の使用、さらには睡眠時無呼吸症候群などが挙げられます。
陰茎は血管の塊?
陰茎は血管が豊富に集まった構造をしています。全身の血管が健康でなければ、適切な勃起は得られません。EDは心血管疾患と密接に関連しており、EDの診断を受けた人は将来、心血管疾患を発症するリスクが高いことが示されています。性交の頻度が高いことは、心血管系の健康にも良いとされています。週に2回以上の性行為を行う人は、心筋梗塞や脳卒中のリスクが低いことが研究で明らかにされています。これは、定期的な性的活動が全体的な健康に良い影響を及ぼすことを示唆しています。
定期的な射精はアンチエイジングになる!
定期的な射精はアンチエイジングになります。性交頻度が高いほど、心血管疾患のリスクを低減させるため、アンチエイジングに効果的であるとされています。前立腺がんのリスクも低下すると言われています。射精を頻繁に行うことで、前立腺液の滞留を防ぎ、前立腺健康に良い影響を与えるためです。射精が多すぎて体に害を及ぼすというエビデンスは全くありません。安心して射精しましょう。
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