美しさは挑戦 – The Beauty of Challenge

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糖尿病や老化による包皮の変化

糖尿病による包皮の変化

糖尿病による高血糖は、インスリンの不足や機能不全により起こります。インスリンは血糖値を調節するホルモンで、不足すると血糖値が上がり、長期間高い状態が続くと心臓病や失明、腎不全などの深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。

この高血糖はペニスの皮膚にも影響し、脱水症状や末端神経への血行障害により、包皮の乾燥や伸縮性の喪失を引き起こします。その結果、裂傷が生じやすくなったり、細菌やカンジダの感染が起こりやすくなります。

炎症は薬で治療できますが、糖尿病が原因である限り皮膚の状態は改善しづらく、繰り返し感染することで包皮が硬くなり、真性包茎へと進行することもあります。一度損なわれた包皮の伸縮性は回復しづらいため、炎症を引き起こした包皮を除去する包茎手術が推奨されます。

ただし、糖尿病患者では傷の治りが遅くなるリスクがあり、免疫機能の低下や血行不良などが原因で手術が難しい場合もあります。そのため、持病がある場合は予約時に治療が行えない可能性があることを医師が説明することが重要です。

老化による包皮の変化

年を取るにつれて、人の骨は小さくなり、身長が縮むことがあります。同様に、ペニスの海綿体も加齢により弾力を失い、縮小することがあります。これにより、ペニス全体の長さが短くなったり、亀頭の張りが減少して包皮がかぶりやすくなることがあります。さらに、年齢とともに皮膚がたるんで伸びるため、若い頃は包茎ではなかった人でも、年をとると包皮が伸びて包茎になる場合があります。

肥満の人によくある包皮の状態

肥満の人では、体型の変化やペニスと恥骨の位置関係の変化により、ペニスが下腹部に埋もれてしまうことがあります。これにより、ペニスが実際よりも小さく見えることがあります。この状態は、亀頭が隠れて見えなくなるため、医学的に包茎とは考えられない場合でも、見た目上の問題として包茎に似た状態になることがあります。

ダイエットによってこの状態は改善されることがありますが、外科手術によって、下腹部の脂肪を吸引したり、ペニスを引き出すことで、見た目を改善する治療が可能です。しかし、もともと包茎で肥満になった場合は、この方法だけでは包皮の余分な部分は改善されず、包茎の状態を直接治療する必要があります。

プロクリニック 医師 松澤 宗範

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